こんにちは。
mizueです。
さて、弊社は高気密・高断熱を謳っていますが、一棟一棟気密検査を行っています。
先日会社のグループラインで「〇〇邸、気密検査0.2でした!」というメッセージが流れてきました。
事務所でみんなですごいね~と話していたのですが、
いつも事務所にいる私はふと、どうやって測定するのだろう・・・と思い調べてみました。
どうやらこの機械を使って測定するようです。
丸い筒の中に網が見えますが、外とつながっていて、
家の中の空気を外に吐き出すようです。
すごい音がしそうですよね。
そして家の中の空気が少なくなっていき圧がかかるので、
窓の隙間などからどのくらい風が入ってくるのかを測定するようです。
金物の隙間や窓廻りなどきっちり施工されているかどうか試される、
大工さんにとってはちょっとドキドキな瞬間ですね。
「床面積1㎡辺りの隙間面積=C値」です。
0.2と数字を言われてもピンとこないのですが、目安として・・・
C値5.0未満=日本で寒冷地を除く地域の省エネ基準とされてきた数値。
C値2.0未満=日本の寒冷地の省エネ基準であり、高気密住宅というレベルを指すことが多いよう。
C値1.0未満=断熱性のメリットを生かす為のは、この程度の気密性能が望ましい。寒い地域のカナダの省エネ住宅の基準であるR-2000住宅がこのレベル。
C値0.5未満=高断熱・高気密住宅の先駆者の方が、湿度を管理する為には最低でも0.9、できれば0.5という数字を出していました。
夏に除湿し、冬に加湿することができると、とても快適な空間になります。
・・・となると、今回出た0.2って驚異的な数値なのですね。
私が言うのもおかしいのですが(笑)、きちんと数字で出ると自信を持てます!
断熱性ももちろん大事ですが、この気密性も伴っていないとその良さを生かせないということですね。