おはようございます。
R+house広島中央の杉元です。
皆さんは「長期優良住宅」という言葉を耳にしたことがないでしょうか。
これは「メンテナンスをしながら丁寧に住むことで、
長期にわたって良好な状態を保つことができる住宅」を指します。
都道府県(市または区)に申請すると、長期優良住宅として国から認定を受けることができます。
長期優良住宅(2020年基準)は、一定の条件(Q値2.7以下、Ua値0.87以下)
をクリアすることで認定が受けられます。
Q値、Ua値については次回お話しするとして、今日は認定条件について説明します。
1.バリアフリー性
将来のバリアフリーリフォームに対応できるようになっていること
2.可変性
ライフスタイルの変化に応じて間取り変更などが可能になっていること
3.耐震性
極めてまれに発生する地震に対し、継続して住むための改修の容易化を図るため、
損傷レベルの低減を図ること(耐震等級2以上または免震建築物など)
4.省エネルギー性
次世代省エネルギー基準に適合するために必要な断熱性能などを確保していること
(省エネルギー対策等級4以上)
5.居住環境
良好な景観の形成や、地域おける居住環境の維持・向上に配慮されていること
6.維持保全計画
定期的な点検、補修等に関する計画が策定されていること
7.維持管理・更新の容易性
構造躯体に比べて耐用年数が短い内装や設備について、
維持管理を容易に行うために必要な措置が講じられていること
8.劣化対策
数世代(少なくとも100年程度)にわたり住宅の構造躯体が使用できること
(床下空間330mm以上確保、劣化対策等級3相当)
9.住戸面積
一戸建ては75m2以上、少なくとも一つのフロアの床面積が40m2以上あること
長期優良住宅の認定を受けると、補助金を受けられる、
住宅ローンの金利引き下げなどのメリットがあります。
詳細の条件等ありますので、アドバイザーとの打ち合わせのときにご相談ください。
明日はQ値、Ua値、C値についてご説明しますので、続けて読んでいただけると嬉しいです。
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